晋書眺めてて、石垣(人名)という人を発見したり。
王国(人名)とか、こういう人名にはロマンを感じる。
王国さんの場合は、王国王国とかいうロマン。
石垣さんは、晋書隠逸伝の人なので(孫登伝みて発見した)、石垣なのか隠者なのかわからない人物――とかも楽しそうだと思ったり。
石垣
石垣,字洪孫,自雲北海劇人。居無定所,不娶妻妾,不營產業,食不求美,衣必粗弊。或有遺其衣服,受而施人。
人有喪葬,輒杖策吊之。路無遠近,時有寒暑,必在其中;或同日共時,鹹皆見焉。
又能暗中取物,如晝無差。姚萇之亂,莫知所終。
喪葬があれば遠近寒暑関係なく参加していて、それらが同日共時に重なっていてもなぜかいた――らしい。
あと暗いところでも、昼のようにものをとることができたとか。
石垣(人名)、石垣の神だった解釈
石垣は、さまざまなところにあると考えれば、どの葬式にも同時にでも参加できたことは納得できる。
とはいえ理屈っぽくてあんまりおもしろい解釈でもなさそう。
石垣(人名)は、石垣になる説
石垣(人名)、その最期は知られていない(莫知所終)ってことなので。
それは石垣になったから、ということなら、わりと変身譚っぽいし、幻想的でいいかもしれない。
こっちのほうが、楽しいかも。
まとめ
とりあえずメモ。
おわり。