真田丸、久しぶりに毎週大河を見てるけれど、楽しいー。
真田丸について
主人公の真田信繁(幸村)は若いころは特に何かして有名というわけでもないからこの時期をどう描くのか、その設定を幸いに現代感覚ホームドラマ(前回大河の悪夢……)全開にしたら最悪だなあとはじまる前は危惧していたけれど、現時点でもそれが杞憂だったってわかってなにより。
コメディっぽい徳川(主人公の最後の敵になるのにこれも新鮮)は楽しい(→公式インタビュー記事)。
悪役っぽい北条家も、新鮮だし、悪そうでいい。汁かけ飯の使い方も新鮮だったし(→公式こぼればなし記事)。
武田家も勝頼が気に入ったのは前にかいた気がする。
この勝頼は哀愁あって好き(→相関図)。
で、真田家は真田昌幸(父)がいいなあとか。
主人公たち兄弟はまだ設定的には10代だっけ、なので、歴史上の人物としての魅力はまだ出てこないほうが自然。
なので、年齢なりの活躍が、しらけなくていい感じ。なので真田兄弟の今の描き方は好感。
十代(とか子供)に説教される歴史上の有名人物(馬鹿)とか、興ざめもいいところだし。
とりあえず、出浦さん、室賀さんたち、滝川一益とか、基本的に違和感感じないで描かれているのがいいなあ。
大河史上に残る名作になると個人的には思っていたり。
戦国ものの創作としても。
あと、10回の矢沢さんもよかった。
この人の槍(小松明)って有名みたいだけどもっと調べたいな。
真田丸の上杉家と直江兼続
今回(10回)お気に入りは、上杉家の直江兼続だったり。
兼続、初出じゃないけれど。
この兼続(景勝もだけど、というかあわせてというか)いいなーとか。
別に無双とかの兼続も好きだけどそれはそれ。
史実系兼続の描き方としては、自分史上一番好き(たいして知らないけど)。
漫画の花の慶次の兼続もよかったけど、あっちもあの兼続も良い人っぽいところはあったので、兼続の残っている逸話の冷たそうな印象とはちぐはぐではあったり。
10回のギャラリーには愛の兜つき兼続の写真もあってうれしい。
歴史解説について
真田丸は史実でなくてドラマだけれど(それは当たり前なんだけどたまにドラマに対して史実と違うと文句いう人いるから…)、かなり史実を重視したドラマにはなっていたり。
とりあえず主人公を活躍させるためにあれもこれも無視(というか知らない疑惑も湧くような)みたいなのは、オリジナル部分がおもしろければいいけれど、とりあえず大河ドラマだから見るという層はとりあえず歴史っぽければつまらなくてもいいくらいの価値観な気がするから、そう簡単にうまくはいかないと思う。
あと、毎回戦国知識が増えてありがたいというのもあったり。
・上田城は徳川家康が築いた
http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/special/history/history16.html
これ知らなかったし。
ていうか上田城がこういう経緯でたてられたことを踏まえると、さらにその後の上田城の戦いの印象も変わってきたり。
戦国時代(日本)は有名だけれど、とっつきいいわけでもないからありがたかったり。
まとめ
あと何か書きたいことあったっけ。
いろいろあるけれど、とりあえず今回はおわり。