次は張玄伝を読むことになったので、といってもこの人はすぐいなくなるから、その子、張紘の孫の張尚を見てみることに。
呉の人は、他の国より死に方のバリエーションが多い気がしたり。
さっきとりあげた朱異も絞め殺されたりしてるし。
この張尚だけど、死に方というよりは殺されるまでの経緯が少し珍しいような気もしたり。船好きだし。
張尚伝
後積他事下獄,皆追此為詰,送建安作船。
久之,又就加誅。のちに別のことにかこつけて張尚を獄に下すと、もっぱらこのことで詰問をし、建安に強制移住させて船作りの労役に服させた。それからしばらくたって、さらに役人が派遣されて、張尚は誅殺された。
この主語は孫晧さん。
この事というのは話してて孫晧があてこすられた気がしたということ。
船作るのって船大工みたいなことをしたのかなあとか。船大工までさせられたかは疑問だけど、そのほうがなんかイメージがわかりやすくていいなとは思ったり。
あとこの張尚は注をみると、岑昏が助命を懇願したりしてたり。
張尚伝注
環氏呉紀曰:……
因此發怒收尚。
尚書岑昬率公卿已下百餘人,詣宮叩頭請,尚罪得減死。
岑昏さん演義だと宦官になったり佞臣のイメージ強い人な気がするけど。
とりあえずおわり。
(旧ブログ2014.05.04記事移転)