さっき書いた記事の補足というかおまけ。
創作等で一人称選びに困ったときに参考になるかもしれない
これによると、張嶷の一人称は原文で「僕」だったり。
(張嶷伝注)
益部耆旧伝曰、
時車騎将軍夏侯覇謂嶷曰、「雖与足下疎闊、然託心如旧、宜明此意。」
嶷答曰、「僕未知子、子未知我、大道在彼、何云託心乎。願三年之後徐陳斯言。」
有識之士以為美談。『益部耆旧伝』にいう。
当時、車騎将軍夏侯覇が張嶷に向かって、「足下とは疎遠でありましたが、旧知の人に対すると同じように心を寄せているのです。どうかこの気持をはっきり知ってください」というと、張嶷は答えて、「私はまだあなたを理解していないし、あなたはまだ私を理解なさっておりません。〔友情の〕大きな道は彼方になるのです。どうして心を寄せるなどとおっしゃるのですか。願わくは、三年たった後、あらためてその言葉をいってください」といった。見識有る人物はりっぱな話だと評価した。
張嶷以外にもいるけれど、それほど多くはない。
三国志創作等での一人称?
これ結構悩んだりするかも。
性格設定(ゲームでも性格設定等で台詞や音声かわるし、わしとか俺とか私とか)にも関わるし、とりあえず目立つし。
三国志の創作だと呼び方の問題がかなりめんどくさいけれど、一人称の設定もそれはそれで、日本語的にも重要だったり。
無双の古い方の設定(名前+殿、劉備殿とか)も、合理的だとは思うけれど。
要するにたとえば官職名とか、誰が誰だかわからなくなって名前としての意味が薄れるし、そこまで当時の設定にこだわるなら日本語の台詞しゃべらせるのやめればと最終的になる気はするし。
字は全員あれば一番マイルドで(わかりづらいのはあっても)いいと思うけれど、字不明の人も多いから結局そうもいかない。
現代日本語の一人称(男)の種類が結構豊富なのは、広がりがあるのは便利かも。
雑感
てことで、以下は雑感。
小説の話。
でも、今下書き中の三国志っぽい小説(連載形式で出せる程度にはしあげたいけど当面は下書きを終わらせないとそれもできないっていう)、張嶷とか出てるけれど、張嶷の一人称は僕じゃなかった……。
自分の場合、ブログ記事は創作用メモなことがほとんど。
とりあえず今書いているのは254年で、徐質、夏侯覇、餓何焼戈とかが今のところ張嶷以外にも出てきているので、小説書けないときにはその辺の資料整理とかしたいなあとか。
事典の方も、徐質しかないし。年表は作ったけど。
人物の記事は、書くことがあまりない人の方が作りやすいから、張嶷、夏侯覇、餓何焼戈ならそれほど時間はかからない気がする。
リアル忙しいからあんまり時間とれないはずだけど、忙しいとまた現実逃避(ブログ書き他)したくなるから……。
諸葛瞻も出したくなったけど、最初のプロットにはなかったからどうしようか考え中。
今月は無理でも来月、4月(もう4月)中には連載として公開できる程度にはしあげたいなあとは思ってたり。
餓何焼戈はなぜ演義で名前がくっついたのかとか。どのみちセットで扱ってるとか(自分の場合)。
三国志13の異民族、それなりに増えてるけれど、もう少し増やしてほしな。俄何焼戈は餓何と焼戈に分離したほうがいいのかこのままがいいのか悩むけれど(演義も好き)。 pic.twitter.com/cD51Sd26RJ
— medamayaki (@medamayaki1) 2016年3月16日
とりあえず俄何焼戈のグラは結構気に入ってたり。
コーエーの三国志シリーズは顔グラも大事だから(12は描きおろしCG集として納得の価格ってことで、あと肥畜としての上納金)、顔グラの感想ももう少しブログに書きたいかな。
12はスクリーンショット列伝全部とってあるけれど、13はSteamだからSteamのスクリーンショットしかとってない。
だから全員手持ちがあるわけじゃないから、ぼちぼち。
どうしても嫌レベルなのも、夏侯玄(最悪)の他にもいくつかある。
まあここで書くことでもないからおわり。