三国志集解(さんごくししっかい)とは、盧弼(ろひつ/中華民国/1876-1967)が「三国志」のさまざまな注を広く集めて纏めたもの。
三国志を読んでいて疑問に思ったことがあったとき、この「三国志集解」をとりあえず参照してみると、既に誰かが注をつけてくれていて自分で調べる手間が省けるということもわりとあるので、持っていると便利といえば便利な本。
ただし日本語訳は出ていないので、読みやすいかは人による。
参考資料――中華書局「三国志集解」
中華書局の「三国志集解」(影印)は分厚いが一冊にまとまっているので、一冊だけ行方不明で困るということは回避できる。
ただし、多くの人にとっては読みやすいとはいえないのではないか。