いつも参考にさせていただいているブログの記事がいろいろ興味深いと思ったのでメモ。
志怪を紹介しています… 志怪を気まぐれに紹介するブログ : 許子将が改葬を求める話 https://t.co/aHZtDlrklO
— 増田ジゴ (@masuda_yokohama) 2016年9月23日
原文
原文引用。
太平広記にあった。
吳興沈季,吳天紀二年,為豫章太守。白日,於廳上見一人,著黃巾練衣。自稱汝南平與許子將。求改葬。焂然不見。季求其喪,不知所在,遂招魂葬之。《豫章記》
許子将(許劭)と豫章?
許子将は許劭のこと。
曹操の乱世の奸雄とかの人物評で有名な人だったり。
で、許劭はなぜ豫章太守のところにあらわれたかというと、豫章に避難してそこで死んだから。
(後漢書 許劭伝)
及孫策平吳,劭與繇南奔豫章而卒,時年四十六。
許子将(許劭)と黄巾?
そして、一番個人的に気になるというか色々楽しいかもと思ったのが、許子将(許劭)と黄巾の関連だったり。
これ、許子将(許劭)は隠れ黄巾だった! とか、創作的な可能性がいろいろ広がりそうだし。
(以下、創作案メモ)
今書いている余裕ないからとりあえずメモだけでもとか。
ゾンビっぽい感じで何かできないかなーとか。
ゾンビっぽいというのは改葬のところじゃなくて、主人公以外は全員隠れ黄巾だったみたいなパニックっぽい感じ?
張角は死んだ(ことにした)けれど、張角は実はいきていた(IFの定番、ないと寂しい)とか、張角の術はのこっていたとか。
ゾンビウィルスみたいな感じで、徐々に本人も気づかないうちに黄巾賊に変化する。
黄巾をまかないと落ち着かないから隠れてまいてるとか。
非黄巾をみつけたら殺そうとしてくるとか。
主人公が問題(許子将は黄巾側だから無理)。
沈季とか、自分も今まで知らなかったし……。
孫皓の時代だから、三国志的には色々取り合わせはできるかもしれないけれど。
天紀二年は278年。
ただ、黄巾の乱がすっかり過去のことになった時代のほうがいいかも。
沈季って他にも記述あるのかな。とりあえず三国志の索引にはいなかった(読みはちんじゃなくてしん)。
記述あまり残ってないなら、銀髪オッドアイ(趣味的に多分しない)とかに設定してもかまわない気もするし。
陸機が261年生まれだから、ちょうどラノベとかでも(ラノベにする予定でもないし、そもそもできないけど)主人公として通用しそうな年齢。
陸機兄弟はこの頃は多分、暇そうだから辻褄も大丈夫(兄たちはその点めんどくさい)。
あ、そういえば名前しか残ってない兄一人いたなーとも。陸玄。
蘇った黄巾との戦いで死んでもいいかも。そして陸機が兄の死をのりこえて成長するみたいな。
沈季の名前だけという自由さもひかれるけれど、豫章太守しばりがあった。
つまり太守だと豫章からそうそうはなれられないし、仕事もしないわけにもいかないっていう、ファンタジー展開にするには不自由な感じ。
まあ豫章が壊滅しててもいいけど。
ある程度知名度と個人的好みから陸機兄弟がいいかな。
陸機兄弟は王弼の幽霊とあったりしてるし、洛陽までいってかえってくるような犬(黄耳)飼ってるし、結構可能性あるような。
そのうちかければいいな。
(追記)
陸機とか暇そうというわけでもなさそう。呉が滅びた後が一番確実かな。
とりあえずおわり。