2016.08.10
701文字 / 読了時間:0.9分程度
三国志雑感

諸葛亮伝の悪いところがあるとすれば、分量が多くて注も長く引用されていたり、わかりづらいところはあるかも。

諸葛亮の死と怪しい赤い星

とりあえず注のなかでもお気に入りの一つ(オカルト趣味的に)がこれ。

(諸葛亮伝注)

晉陽秋曰:
有星赤而芒角,自東北西南流,投於亮營,三投再還,往大還小。
俄而亮卒。

『晋陽秋』にいう。
赤くてとがった星が東北より西南に流れて、諸葛亮の陣営に落ち、三たび落ちて二度は空に戻った〔が、三度目は落ちたままだった〕。落ちたときは大きく、戻るときは小さくなっていた。
にわかに諸葛亮はなくなった。

「其年八月,亮疾病,卒于軍,時年五十四。」のところの注。

『晋陽秋』の著者は孫盛なので、孫盛ファン(になりつつある)的にも、さすが孫盛さんという箇所でもあったり。

こういう話を残してくれる、あるいは作ってくれる(どっちなんだろうか悩むけど、どのみち孫盛の価値観や美意識で選別されてるんだし)から、やっぱ孫盛はすごいなあとか。

で、孫盛はおいといて。

諸葛亮とオカルト?

星とかはあんまり知識がない(この当時重要だったぽいけど)から難しいけれど。

ただ、オカルトは好きなので、やっぱりこれは宇宙船だったらいいなあとか、そういうロマンは感じていたり。

宇宙船以外にはどういう解釈ができるんだろう、これ。

占いとかなのかな。

で。

諸葛亮がオカルト的な能力があるという像は、後にはメジャーになってくるみたいだけど。
演義とか。

予言能力も持っていたりすることになっていたり(→馬前課)。

そういう諸葛亮像の始まりはどのあたりにあるのかなとか。

これとかで、孫盛はその立役者の一人くらいにはならないかな。

とか思いついたり。

おわり。









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