てことで、北伐関連地図試作品とりあえず事典に追加してみたり。
理想は間違っていない程度の正確性の確保と、後は三国志を読んでいて出てきた地名についてすべて確認できること。
三国志地図を作る
@medamayaki1 水経注や読史方輿紀要をもとに、地名の指す位置を比定しながらプロットしていく感じです。場所を比定する際は、Google Earthで地形と道(現代のですが)をもとに、もっともらしい地点を選びます。白地図から作るなら道と河川があるとグッとわかりやすくなるかと
— Jominian (@Jominian) 2016年3月27日
こんな感じで教えてもらった方法を自分がやりやすいようにアレンジして、中国歴史地図集+グーグルマップ→グーグルアースという方法。
正確性よりはまずはどの辺にあるかの把握用なので位置の特定よりは地名を置いておくことを優先。
涼州と益州足した地図だと地名が見えなくなるので、分割はせざるを得ない感じ。
ただし手持ちの中国歴史地図集が北伐用には最悪なところで区切ってある(まあ州の境目で切っているのは妥当ではあるけれど)から、つなげることは大事。
北伐地図な割には今のところ姜維用なので街亭が抜けていたりするけれど。
それ以外ももう少し埋め立てたい。
狄道、入れてたはずなのになぜか書き出したら抜けていたとかそういうレベルのミスもあったし。
最初に作ったのは牛頭山周辺が南にずれたし……。
昔作った北伐地図
あと失くしたと思っていた昔作った北伐関連地図、前のブログに書きだしたファイルは載せてあったー。
レイヤーが残っている元ファイルは相変わらず行方不明だけれど、まあ残ってるだけいいや。
ただし、グーグルアース仕様の方がいろいろ広がりがでてくるので、今後はグーグルアース仕様で地図は作る予定。
創作と地理
創作的にも地理は重要。
たとえば劉禅が成都から漢中までお散歩みたいなことを、地理を把握していないで(把握してなら何しようと自由だけど)同じ蜀の地名だしちょっとリアリティ出してみたいから地名だしてみようとかいう軽い気分で出したら歴史趣味的には台無しもいいところ。
現実的にはこの例のように散歩や漢中と成都レベルでやる可能性は低くても、これがもっとマイナーな地名でリアリティが必要な(戦争とか)場面でこのレベルのことをやったら、書いた本人にとっては最悪だし(最悪だと思わないとしたら、それがあう作風ならいいけど……)読んでいてもがっかり。
まあ結局は当人のできる範囲にはなってくるけれど、できるかぎりは調べておきたいことではあったり。
創作と居場所と会話
よくあるのが、戦闘中に敵と会話すること。
盛り上がるし、入れられるならいれたい要素だとは思ったり。
ただし、なんで会話してるの、というのをどう処理するかは作風を含めて対処しておかないと謎テレパシーとか、リアリティ放棄になるから難しかったり。
たとえば独ソ戦でヒトラーとスターリンが互いに説教しあいながら(つまり話が聞こえる範囲にいる)戦うとか、盛り上がるかもしれないけれどどうしたらこういう場面にできるのか(だめということじゃない)は難しいだろうなあとか。
敵についてだけでなく味方も大概。
味方だからっていつも一緒にいる将軍たちとか。
歴史物としては有名人たちをあわせて会話させたくなるものだけれど、これも辻褄はあわせるべきところ。