晋書、日本語訳出てほしいな(ただしちくま文庫並の値段希望)。
てことで、気になる部分の羊コ伝メモ。
羊コの仕官は曹髦が皇帝の時
(晋書・羊コ伝)
文帝為大將軍,辟祜,未就,公車征拜中書侍郎,俄遷給事中、黃門郎。
文帝は司馬昭。司馬昭が大将軍になったのは255年。
羊コの姉が司馬師(司馬昭兄)妻なので、司馬昭からは羊コは義弟。
司馬昭が招いたけれど、そっちの仕事につくまえに曹髦の意向によって曹髦(皇帝)に仕えることになった、ってことかな。
羊コと曹髦
時高貴鄉公好屬文,在位者多獻詩賦,汝南和逌以忤意見斥,祜在其間,不得而親疏,有識尚焉。
高貴郷公は曹髦のこと。
文学好きなのは、高貴郷公紀にいろいろ書いてある。
あと、和逌のことも。
(甘露2年)(257)五月辛未,帝幸辟雍,會命群臣賦詩。侍中和逌、尚書陳騫等作詩稽留,有司奏免官,詔曰:
「吾以暗昧,愛好文雅,廣延詩賦,以知得失,而乃爾紛紜,良用反仄。其原逌等。主者宜敕自今以後,群臣皆當玩習古義,脩明經典,稱朕意焉。」
羊コ伝のはこれ関連のことかな。
で、「祜在其間,不得而親疏」について、羊コは曹髦とも和逌ともとくにどちらとも親しくも疎遠になることもなかったとか。
羊コと鍾会
羊コと鍾会について。
鍾會有寵而忌,祜亦憚之。
鍾会と羊コは互いに嫌いあっていたらしい。
まとめ
で、何が気になったかというと。
曹髦の頃何してたっけ、って思ったので調べてみたり。
終わり。