2016.02.02
5592文字 / 読了時間:7分程度
novel

久しぶりに小説を書いて、ちゃんと仕上げて、公開してみたり。

小説公開中ー

今、公開してあるのはここ。

「ラ・ヴァレッテの夢」

https://www.novelabo.com/books/1505/chapters

1532年、騎士団の騎士ラ・ ヴァレッテ(ジャン・ド・ヴァレット)は、騎士団長リラダンの命を受けてパラケルススを訪ね、騎士団の隠し財宝の在処を示す暗号の解読を依頼し、財宝探索に旅立つ……。

(補足1――傾向について)幻想風味な歴史風味だったり。
(補足2――歴史上の人物について)ラ・ ヴァレッテは実在する人物。後に聖ヨハネ騎士団の団長となり、1565年のマルタ包囲戦でオスマン帝国軍を激闘の末退けた。
(補足3――この作品について)短編(23000字程度)。

ラヴァレッテ表紙赤

とりあえず、聖ヨハネ騎士団のラ・ヴァレッテがパラケルススと一緒に、騎士団の財宝を探しにいく話。

よろしかったら読んでいただければとってもうれしいです。

よろしくお願いします。

この小説を書いたきっかけ?

ともかく、小説書くのはずっと趣味ではあるんだけれど、考えたり書くのは好きでも仕上げ作業はものすごく苦手だったり……。

てことで、(完)って書けるまで小説を書いたのは何年ぶりだろうという感じ。

創作した作品を公開すること自体も、結構数年ぶりなような。

たぶん、動画が最後かな。

この作品については、去年の11月にこの賞を見つけて、出せたらいいなと思っていたもの。

そのツイートがこれ。

ここ、賞の告知が遅いのはなんとかしてほしかったり。

Twitterの歴史時代ジャンルでの開催告知自体は、1月に入ってからだったし……。

てことで、長編の書きかけはいくつかあったけれど、書き途中のはまだ途中だし、草稿的には終わってるのについては仕上げ作業やる気がおきなくて、参加はしたいけれどどうしようかなあと思いながら1月になって、結局、短編を新しく応募用に書くのが一番可能性が高いだろうと思って、この作品を書きはじめたり。

この小説の制作日記

てことで書きはじめたのが、1月12日。

半月あまりで23000文字(原稿用紙換算68枚程度)をともかく完結させられたことについては何より。
クオリティについては、急ごうと急がなかろうと結局は自分がやる気がおきる分しか仕上げ作業ができない以上は、このクオリティが集中力含めて自分が作ることのできる水準なんだろうなーとか。

4章の構成。

章になってるのは、ノベラボは章ごとに投稿なので、章作るしかないかってことで、もともと4分割して書いてたからそのままそれを章にしたかんじ。
章タイトルはないけれど、元から章タイトルつけるアイデアがあったわけでもないから、それはそれでいいかなとか。

エピグラフつけようと思ってたけど、結局つけてない。

一応理由としては、小説投稿サイトだと、フォントサイズとかいじれないから、他人の引用を最初に置いても、エピグラフというよりは冒頭が引用からはじまるかんじになって、エピグラフとしての効果は充分には得られないから迷ったこと。

一応、つけようと考えている(別に没にしたわけではない)エピグラフはこれ。

「この薔薇を火中に投ずれば、それは燃え尽きたと、灰こそ真実だと、おまえは信じるだろう。だが、よいか。薔薇は永遠のものであり、その外見のみが変わり得るのだ。ふたたびその姿をおまえに見せるためには、一語で十分なのだ」

――ボルヘス「パラケルススの薔薇」

ボルヘスを引用してる時点で、狭義の歴史小説じゃないってこと(幽霊程度なら普通に出る)の提示とか、あとは内容にも一応繋がるかなあとか。

エピグラフ候補のもう一つもボルヘスさん。

とはいえこれはむしろ自分が、短編にするために念頭に置いてた言葉だから、内容にはあんまり関係なかったかなとか。

ボルヘス「伝奇集」プロローグ

 長大な作品を物するのは、数分間で語りつくせる着想を五百ページにわたって展開するのは、労のみ多くて功少ない狂気の沙汰である。よりましな方法は、それらの書物がすでに存在するとみせかけて、要約や注釈を差しだすことだ。

どれほど活かせたかはともかく、少なくとも長編化(終わらせるのが嫌だから構想はすぐ長編にしたがる習性がある)は防げた気はしたり。

で。

書くのはわりと順調だった。

作業できる日には、1日2000文字くらい書けたし。
最後まで下書きを書き上げたのが、1月27日。

てことで1/12-1/27で下書きは完成。

ただ、予定としては1/28-1/31を仕上げ作業用に確保していたんだけれど、1/28はちょうど三国志13の発売日で、10時からわくわくしてたり、うきうきでDLしたらランチャーと初代三国志だけしか動かなくて苛々したり(結局割高なsteam版は返金リクエストして安いamazonDL版が夜に復活してたからそっち買った)、プレイできるようになったら思ってた以上にはまってたりで、とりあえず三国志13にかなり予定狂わされたのは確か。

てことで、1/31に真田丸見るのを諦めて、なんとか仕上げた感じ。

だから、仕上げ、推敲とか、クオリティについては、やっぱり時間が予定より足りなかった点で、いろいろ心残りではあったり。

ノベラボは、修正できるけれどいちいち審査(たぶん規約関連だけだとは思うけど)あるから、それほど気軽に修正しようという気にはならないし。

とりあえず1月31日は、なんどか投稿諦めようか(そして三国志13遊ぼうか)とか悩んだけれど、頑張ってよかったなとは思ったり。

内容について?

内容については、キャプションに書いてあることくらいしか書くことは思いつかないけれど……。

ただ、このブログの直前の記事はラ・ヴァレッテ関連のメモだったり。

○聖ヨハネ騎士団、ラ・ヴァレッテ関連ウィキペディアメモ
[2016.1.13]

その前にもラ・ヴァレッテ関連の記事は書いてたり。
ゲームとか、塩野さんの小説とか。

○大航海時代onlineのロードス沖海戦イベントの回顧と、塩野さんの歴史小説について雑感
[2016.1.4]

なので、1月に入ってからはぼんやりと書きたいこととして、ラ・ヴァレッテや聖ヨハネ騎士団のことが頭のなかにあったような。

今確認できる最初のメモはこれ。

聖ヨハネ騎士団の隠し財宝。

これどっかで使いたい。

ロードス島の地下にあってさまよう。聖遺物も入ってる。
エルサレムで手に入れた失われた技術。

(1/5)

出来上がったものをみると、隠し財宝についてはかなりあっさりした感じになってたり。

4章部分がそこにあたるんだけれど、ただ、もう少し書き足せる余地がある気はするにしても、それが何か具体的には思いつかないだから、現時点の自分としてはしかたないかな。

4章については、もう少しじっくり考えて、加筆修正したほうがいいような気はするけれど。

ただ、仕上げが苦手で嫌いという自分のスペックを考えると、それが実現できるかは謎。

仕上げが苦手とか嫌いとか集中力が紙とか、これもスペックの一部だとはしみじみ感じていることだし。

あとは、会話が多くて地の文は会話部分に少ないとも思うけれど、とはいえ、書きたい地の文が思いつかないなら、バランスのために会話文に挟まれただけの地の文は好きじゃないからまあいいかなとか。

文章力については、一朝一夕にはどうにもならないし、書けたものしか書けないってことで。

無意味だと思うのは、理想が高すぎていつまでたっても完成しない(最悪なのは書くことすらはじめられない)ことなので、とりあえず完成したことにはかなり満足ではあったり。

最初のイメージやテーマの何割を反映できたかはともかく。

その部分は上げていきたいところではあるけれど、とはいえ少なくとも今の自分にとっては完成度にこだわるより、仕上げることをもう少し意識していきたいなあとか。

てことで、作品自体についてはこの辺で。

小説投稿についてとか

で、いま検討中のこと。

今のところ公開してるのは、賞に応募したノベラボだけだけど。

とはいえ、もともとは自分のサイトを含め、あちこちにとりあえず公開したいと考えていたから、そのうち他のところにも投稿したいなとか。

で、pixiv行ってみたけど、なんか更に広告のうざさが上がってる気がするんだけど……。

広告があるだけならまだいいんだけど。

なんで、好みにあわないサムネが本文の真横にあるの……。

これで縦スクロールできないpixivの縦書機能は、縦書好きだけど、使う気おきなくなった。

前みたときにはなかった気がするので、それなりに最近追加されたのかな。

他の人の小説読むときにもものすごく目障り。プレミアムになれば消せるのかなとも思うけど、pixivがpixiv小説の紹介をしている部分だから、消せない可能性も高そう。てか課金するほどpixiv使うわけじゃないしなあ。

てことで保留中。
まあそのうちpixivにも投稿したいけれど。

公開している場所があると、そこの内容を増やそうとか思って、多少でも仕上げ作業のモチベあがるし。

そういえば、最近になってやっと一つ気がついたこと。

今までずっと、自分の本が欲しければ自分用に本作ればいいし、作ったものを公開したいならwebで好きな時に好きなふうにやれば楽でいいじゃんと思っていて、少なくとも自分にとってはオフのメリットは一つも思い浮かばなかったけれど。

もしかしてオフやってる人のなかには、参加申し込んだ→それなのに本が出来なかったということは回避したい、とか、印刷所の締め切りが何日だからそれには間に合わせたい、とか、そういう外的な要素は、完成させるのに役に立つという理由でやっている人も多かったのかなとか今更思いついたり。

だからオフ参加しようとかではなくて、好きに作って好きに公開というのは、少なくとも自分みたいな自己管理能力のスペックが低すぎる人間には向いてないなあとは思ったということだったり。

小説用サイト?

で、もう一つ。
小説用サイトを改めて作るかなあと検討中でもあったり。

ここにまとめてもいいけれど、ただ小説本文が検索にひっかかるのは、調べ物の邪魔かなあとも思うし、ならやっぱり別サイト作った方がいいかなとも。

今のサイトデザイン的にはこのブログに収録してもそれほど読みにくくはないと思うにしろ。

あるいは、検索避けできるテンプレートをこのWordPressテーマに追加してもいいんだけど、どうしようかは考え中。

ていうかWordPressにするか、それ以外にするかも検討中なんだけど。

ただ、自サイトとして管理するならphpは使うし、といって公開してるテンプレートはphp仕様にはしていないので、なら自作のテンプレートでphp使うならWordPressでいいかなとも思ったり。

あと今検討中のこと。

テンプレート(テーマ)をいじるのは手間なので、デザインされた小説メニューページを作るプラグインとかどうかなとも思ったり。

つまり、現時点では普通に記事内にこんなふうにかくしかないけれど。

ラ・ヴァレッテの夢

https://www.novelabo.com/books/1505/chapters
聖ヨハネ騎士団のラ・ヴァレッテがパラケルススと一緒に、騎士団の財宝を探しにいく話。

これをもう少し、pixivの作品一覧みたいに、タイトル、サムネ、文字数、キャプション……が入ったカラムを並べられたらいいんじゃないかな、というアイデア。

とりあえず、テキストだけの作品一覧は寂しいし、といって1個ずつデザインしていくのも手間だしっていう。

案としては、ショートコードを使って、引数にタイトル、サムネ、その他の情報を指定する系。

イメージとしてこんなの。

[ショートコード名 title=ラ・ヴァレッテの夢 img=hyousi.jpg caption=聖ヨハネ騎士団のラ・ヴァレッテがパラケルススと一緒に、騎士団の財宝を探しにいく話。 link=http…]

それで、divで囲んだのを書き出す感じ。

それなら、プラグインとして公開できるかな。

てことで、決まり。

・WordPressで、小説公開用サイトを作る
・作品紹介表示用プラグインを作る

この二つにとりあえずとりかかればいいかなとか。

サイトは自作テンプレートを使うけれど、どれにしようかとも思えるけど。
縦書用のを、多少いじるかなー。

とりあえず、サブドメイン作ろう。

長くなったのでとりあえずおわり。


(追記 2/3)プラグイン作ったので追加

昨日の夜から作ったプラグイン、それで表示するとこう。

Atehs column(card)

作品や商品の紹介用カード風カラムをショートコードで作成するワードプレス用プラグイン。
……作品紹介用等のカード風カラム(四角)をショートコードで表示。……

[公開日:2016.02.03]

小説紹介はこんな感じ。

ラ・ヴァレッテの夢

聖ヨハネ騎士団のラ・ヴァレッテがパラケルススと一緒に騎士団の財宝を探しにいく話。
…… ……
[文字数:0]
[公開日:2016.01.31]

ラ・ヴァレッテの夢

聖ヨハネ騎士団のラ・ヴァレッテがパラケルススと一緒に騎士団の財宝を探しにいく話。
…… ……
[文字数:0]
[公開日:2016.01.31]

あと、左上に固定表示する機能も付けてみたり。

これはかなりうざいけど……。

ラ・ヴァレッテの夢

聖ヨハネ騎士団のラ・ヴァレッテがパラケルススと一緒に騎士団の財宝を探しにいく話。
…… ……
[文字数:0]
[公開日:2016.01.31]

とはいえ、ショートコード記入した記事だけにしか表示されないし、まあいいかな。

おわり。





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